今治ブルークリーンプロジェクト?

今治の海を後世に残していくために。

今治市は四国でも人口が5 番目に大きい工業都市でありながら、里山としての自然が至る所に見られる素晴らしい故郷です。特に海岸線は白砂青松として守られた美しい砂浜やたくさんの人が利用してきた干潟、昔からの自然そのまま海岸岩場などが残っており、本当に美しい海岸線が続いているまちです。産業と豊かな自然が共生する理想的なまち、それが今治です。我々は、この美しい今治の海を後世に残していくために、環境教育や保全活動等を通して、多くの市民や関係者が海洋環境の保全に参加できるような施策を推進していきます。

今治ブルークリーンプロジェクトとは

環境基本法に基づき策定された「第二次今治市環境基本計画」では、今治が目指す将来の環境像やそれを実現するための市民、事業者、各種団体、行政などの協働により、環境に配慮したまちづくりを進めていくことが目的とされています。その行動の一つである「教育・学習・活動~みんなで環境を想い、行動するまちづくり~」の事業展開、目標達成へ向けて、海事都市今治ならではの海洋を中心とした環境問題について考える機会と捉え、具体的には瀬戸内環境特別措置法の3つの柱である「栄養塩類の管理」、「生物多様性と藻場の再生と創出」、「海洋プラスチックごみ対策」について、次世代を担う子どもや若者世代を中心とする市民ひとりひとりに関心を持ってもらうことで、豊かな海を未来へ引き継ぐ行動の輪を育むことを目的とした事業を展開していきます。